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エレベーター用語集

「非常救出口」emergency exit

停電、故障等によりエレベーターのかご内に人が閉じ込められたときの救出のために設ける開口部で、建築基準法施行令第129条の5により、かごの天井に設けることが義務づけられている。 なお、法令の規定にはないが、急行ゾーンなど非停止階が連続して存在する昇降路の場合は、昇降路救出口又はサイドエクジット（かご側部救出口）が必要とされている。 また、地震時管制運転装置を設けたエレベーターで、11階床以上にわたる長い急行ゾーンがある場合は、地震時管制運転の際に着床するための非常着床用出入口を設けることが推奨されている。